「アルティメット・アレクサンダー」が主あるじに選えらんだのはリクトではなく、コリンだった。 　だが、当人とうにんには主になるつもりがない。 　「ならばオマエで良い」と選ばれたレイは釈然しゃくぜんとしない。レイは「自分の強さを賭 かけて」バトルで実力じつりょくを示しめすと決意けつい。コリンは対戦相手たいせんあいてにハンソ郎を勧すすめる。 　ハンソ郎をターゲットしたレイは紺碧こんぺきのゼロに変身。 　序盤じょばんで互たがいのライフを削けずり合うゼロとハンソ郎。だが、ハンソ郎は「幻羅星龍げんらせいりゅうガイ・アスラ」を召喚しょうかん。『超覚醒ちょうかくせい』でゼロに襲おそい掛 かかる。 　しかし、ゼロはマジック「マッスルウォール」を使用しようして回復状態かいふくじょうたいのスピリットのアタックではライフを減 へらされなくする。 　さらに、ブロックして破壊はかいされた「黒き戦士クレイトス」の破壊時効果はかいじこうかでハンソ郎の「ダーク・ディノニクソー」を破壊。『超覚醒』の元のスピリットを処分しょぶんした。 　「アルティメット・アレクサンダー」は以前ある男と宇宙を旅していたが、ある日、混沌こんとんの神殿しんでんに残されたという。 　何故なぜ自分を残していったのか、戻もどってこなかったのか、それを聞くまで他の主を認みとめないと言う。 　ゼロはそれを受 うけ容 いれて「アルティメット・アレクサンダー」を召喚する。 　そしてアタック、アルティメットトリガーでロックオン。これがクリティカルヒット、ハンソ郎の「スレイヴ・ガイアスラ」を破壊して「アルティメット・アレクサンダー」は回復かいふくする。 　さらにバトルで「ガイ・アスラ」を破壊し、再びアルティメット・アレクサンダーでアタック。ハンソ郎の最後のライフを削って勝利する。 　同おなじ頃ころ、惑星図書館わくせいとしょかんを訪おとずれた流ながれ星ぼしのキリガは、書棚しょだなの中に一個の石盤せきばんを見つける。デッキのアルティメットカードが反応はんのうしたのだ。 　それが裏銀河文書うらぎんがもんじょだった。 　何千年も守ってきたプラトーネはその場に現れ、キリガをバトルで試ためす。バトルでプラトーネに勝利しょうりしたキリガは裏銀河文書を授さずけられた。 　一方、バトルに勝利したレイに、コリンは惑星わくせいカチドニアに流れ星のキリガが来るという情報じょうほうを教おしえるのだった。