あけましておめでとうございます！

いつも「きままにブレイヴ」を見てくださってる方々への、お年玉代わりの特別企画！

アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」の西森章監督のロングインタビューをここだけで公開！！
西森監督の人物像から、アニメの秘話的な話しまで盛りだくさん！

それでは早速行ってみましょう！



【西森監督とは？】

■好きな食べ物は？

魚系が好きなんだよね。鯖・しめ鯖。あとピザ。有名だよ。みんなの間で俺の鯖とピザ好きは。飲みに行ったらまず、最初にピザと鯖を探すからね。

――あとコーヒーはブラックですよね？

そそ！コーヒーはブラック！

※広報担当：瓜生は一度監督にお使いを頼まれたとき、微糖のコーヒーを買って怒られているので知っているのだ。


■何かペットを飼っていますか？

うち、にゃんこが二匹いるよ。名前は、「だんすけくん」と「まいちゃん」。

※西森監督の携帯待ち受け画像「だんくん」「まいちゃん」は次週公開！！


■監督になったきっかけは？

監督っていうより、演出家。
実写映画派だったから、基本は実写映画をメインで見てたけどアニメも見る感じだった。
元々は、実写映画を撮りたかったけど、俺が学生の頃は邦画4社（※1）が人を採ってなくて門がとても狭かったし、当時実写映画を撮れる人はどこかのコンテストで賞を取った人しか撮れなかった。なんとなく自分の中で「そりゃ無理だな」って諦めがあったんだよね。そんなときに、アニメ業界にコネが出来たし、当時は第一次アニメブームで、ヤマト・ガンダム・銀河鉄道999を見て「あ、アニメでも映画撮れるじゃん！」って思った。

――では、アニメ業界にコネクションがなければ、もしかして今は違うことしてました？

そうだね。違うことしてたと思う。

※1　邦画4社とは、松竹・東映・東宝・日活の4社。


■アニメの監督になるためにはどうすればいい？

どうしようもない。

――（一同爆笑）

けど、あながち間違ってなくて、監督には「なるべくしてなる」ものであって、「なりたい！」と思ってなれるもんじゃないんだよね。



【アニメ「バトルスピリッツ」秘話】

■ダン達のモチーフ・モデルとなった人物はいるんですか？

いや、全くない！
今度出てくる新キャラに一人いるけど、メインキャラは全くないんだよ。実は。

――じゃあ名前の由来とかもないんですか？

うん。そうだね。もうインスピレーション。こういう奴と、こういう奴らがパーティだったら面白いよねっていう感じ。


■監督はカードバトル強いんですか？

弱い！っていうよりも、本編作るのに精一杯で最近やってない！暇がない。

――お忙しいですもんね（汗）

だからスタッフだったり、役者陣の方が強いよ。やり込み度が違う。


■ネタバレギリギリの話しを下さい！

2011年からのアフレコに阪口大助さんが参加します！



ここから、質問者は制作の萬代さんにバトンタッチ！

【前シリーズ「激覇ダン」を振り返って】

■「激覇ダン」・「ブレイヴ」と続きましたが「激覇ダン」スタート時には2年目も続くと思ってましたか？

全然思ってない。「激覇ダン」の初めのころは、一年やり遂げられるかどうかも首かしげてた。

――では、「激覇ダン」をやってる最中に『2年目もいけるかな』って思ったタイミングってありますか？

半分くらいやったころかな～。ダンが異界王にやられたぐらいの頃。

――（一同感嘆の声）確かに、ターニングポイントでしたよね。

そうそう。主人公がやられてる内容なのに、周囲がなんとなく盛り上がってきてた、暖まってきてたのを感じた。

――じゃあ2年目のアイディアって、その辺りから考え始めたんですか？

いや、短期集中で。
「激覇ダン」の途中から、改良点が見えた。スタートの頃には見えなかった、視聴者さんたちのニーズっていうのかな。バトスピを見てくれてる人の好みが分かってきたから、そこに特化させようと考えた。それが、「ブレイヴ」。


■2年目からダンくんの雰囲気が「熱血少年」から「内に秘める感じ」にガラッと変わりましたけど主人公の雰囲気を変えることに不安は感じなかったんですか？

いや、全く。
「ブレイヴ」の1話は「激覇ダン」の51話じゃないって、シリーズ構成の冨岡さんと作ってて。やっぱり「ブレイヴ」っていう新シリーズだから、「ダンくんであってダンくんじゃない」。そこで、視聴者さんたちが「え？！」ってならないと、新シリーズの意味がないよね。主人公「馬神ダン」を出しつつも、新番組を作らないといけない。今まで見てくれてた人も、新しく見てくれる人にも楽しんでもらえる作品にしたかったんだよね。



【アニメとカード商品の連動部分】

■最新カードの効果が複雑になって種類も多くなってきましたが、アニメに出てくるカードで監督でも分からないカードとかあるんですか？

いや、毎回勉強。

――ですよね～（一同笑い）

誰よりも早く勉強しなきゃ、アニメに出来ない。ライターさんたちもそうだけど、「絵にする」ってことを誰よりも一番最初にやってるから、製品になっても、自分が使いたいって思わない。発売されたら頃には次弾のカードで絵作りをしてるからね。


■ カードのルールを厳格に再現していますが、やはりシナリオ段階でカード発売元のバンダイさんとディスカッションしてるのは大きいですか。

モチロン。カードアニメだからカードはキチンと描かないとダメ。そこに手を抜いたら番組として成立しない。その他の部分は遊び心があってもいいけどね。


■ブレイヴカードのルールをバンダイさんから聞いたとき、アニメでどう表現しようかと悩んだりしました？

いや、実はダンが6色使うっていうのは、こっちから提案したんだよ。
けど「今回は青だけ」とか、「白だけ」とかだと違和感あるでしょ。
キースピリットは赤だけど、他の色と【合体】したりする方が、まとまりが良い。だから悩むとかじゃなくて、バンダイさん上手い事考えたなーって思った。

――そのほうが主人公とキースピリットを深く描くことも出来ますよね。

そう。「主人公」と「キースピリット+α」が上手く表現できるし、ビジュアル的にも分かりやすいしカッコイイって思った。6属性使いだから6体のキースピリットを各色持つよりか良いよね。


■カード能力をアニメーションとして表現するときに迷われることってありますか？

毎回迷う。どうすりゃいいんだって（笑）

――そのカードのイメージが固まるのは、どの段階ですか？

絵コンテ段階。絵コンテ描いてくれてる人たちが一年以上やってスキルがついた。バトスピのことも分かってるから、よく考えてくれてるしね。俺は、それをチェックして、もうちょっと分かりやすい形に手直しする。問題なかったら、そのままスルーだし。

――それは「激覇ダン」からスタッフ一丸となって積み上げてきたものが結果として映像に現れているということでしょうか。

そうそう。いやもう、メチャクチャ出てるね！楽をさせて貰ってる。その辺は。
積み上げてきた分、表現力が増してる。



【「ブレイヴ」になって】

■現在放送されている中で（インタビュー時は16話まで放送済み）このスピリット、カッコイイなって、ふと思ったスピリットってなんですか？

いや、スピリットは全部Ｄ.Ｉ.Ｄ.（※2）が芝居をつけててくれて、画面で見たときはどれもこれもカッコイイんだよ。だからＣＧチェックのときは、俺は手を叩いて喜んでいるだけだもん。「カッコイイ、カッコイイ」って言って。

――（一同爆笑）

Ｄ.Ｉ.Ｄ.スタッフがスピリットに芝居をつけてくれることによって、そのスピリット達の個性になってる。例えばセッコーキジとブレイドラが並んでるシーンで、ブレイドラがやられたらセッコーキジが慌ててるとかね。アフレコのときとか可愛い低コストスピリットがやられるたびに、女性陣の悲鳴が聞こえたりね（笑）

※2　Ｄ.Ｉ.Ｄ.とは、サンライズのＣＧ制作に特化したスタジオのこと。


■監督が「激覇ダン」と「ブレイヴ」の違いで一番こだわってる部分ってなんですか。

ブレイヴは、人間ドラマ。ってかキャラクタードラマかな。

――キャラクターを掘り下げていっていると。

そうそう。「激覇ダン」のときは、とにかくシュチュエーションだとか内容をバラエティー豊かにしてたんだけど、「ブレイヴ」はダンが背負っているものやドラマの部分に力を入れている。例えば、「激覇ダン」のときは、バトルをみんなしてた。いわゆるバトル＝エンターテイメントだった。けど、「ブレイヴ」ではバトルは戦闘員しかできなくて特別な位置づけになってる。政治の部分を動かす人間はバトルはしない。
バトスピを「激覇ダン」から見続けてくれてる人は、その違いに戸惑う部分があるかもしれないね。


■「ブレイヴ」に手ごたえを感じてますか？

まだ、なんともいえないけど「良いとこでも、悪いとこでもキレイにならんでない」というのが印象かな。
「激覇ダン」はスムーズに数字を上げないといけなかったし、結果スムーズに上がっていったけど、「ブレイヴ」は、視聴率や商品の売り上げが良くても、一部ざわざわしてたりね。良い意味で視聴者さんたちを裏切っている部分もあるからだと思うけど。「新シリーズ」として続きものをやっている以上、ざわざわするのはしょうがないし。


■きままにブレイヴを見てくれてる人たちにメッセージを！

応援してください！


――西森監督ありがとうございました！


以上、西森章監督のロングインタビューでした！

また、インタビューに協力してくれた、制作の萬代さんありがとうございました！
視聴者の皆さんが聞きたそうなことを質問してくれて大変助かりました！！

では、皆さん今年も「バトルスピリッツ ブレイヴ」を宜しくお願いいたします！！

今日はクリスマス！！
さらに、「ハイランカーパック」発売日！

クリスマスプレゼントには「ハイランカーデッキ」に「ハイランカーパック」のコンボで決まりだ！！


そんなクリスマスプレゼントも待ち遠しいが、今週の「バトスピ ブレイヴ」も待ち遠しい！！

では、第16話「ローマの落日　俊星流れるコロッセオ！」の担当制作：田中アキラさん宜しくお願いします！！



■今回の放送話数で、一番のみどころは？

なんといっても、カードバトルです！
今回は派手なスピリット同士のぶつかり合いというより、マジックカードを主体としたお互いの手の内の読み合いが中心のバトルです。
相手の裏をかけば相手もまたその裏を読んで応戦してくる、実際のバトルって案外こんな感じだと思います。
決着の仕方に注目していただけたらと思います！



■今回、一番苦労したところ（こと）は？

ザジのバトル中のポーズです。
少しふざけたキャラクターなので、ダンくんのように大人しく(笑)はしていません。
プレイシートをのぞきこんだり、変なカードの出し方をしたり、カモ～ンと挑発したりと、ところ狭しと動きまくりです。
バトルフィールドの台から落っこちないかと思って心配しました。

（注：相手をマジに怒らせてしまう恐れがあります。
お友達とのバトル中には、絶対にザジの真似はしないでおきましょう！）




■今回の話数で、進行さん的に一番の輝いていたキャラは？

あえて脇役から選ばせていただければ、フローラとイオラスでしょう。
この二人はバローネ様への愛で溢れています。
私、田中アキラも嫁への愛で溢れています！
ダンやクラッキーとの関係とはまたちがった、上司への愛、忠誠心、素晴らしいです。自分のために怒ったり、泣いたりしてくれる部下をもってバローネは幸せだと思います。

そんな職場に憧れてます…………




■最後に

今週の＃16の放送で、今年のブレイヴはエンドステップ！
今年もバトルスピリッツをご贔屓にいただきまして、ありがとうございました。こうして、シリーズを続けられていますのも、バトルスピリッツを応援して下さっている、モニターの前の皆々様のおかげでございます。
来年も皆様のご期待をブッち切れるよう、＃17意向も鋭意制作中です。
どうぞ、来年も宜しくお願いしまステップ！



田中アキラさん、御忙しい中ありがとうございました！！
懐かしの「お願いしまステップ！」
知る人ぞ知るなネタありがとうございます！！


番組の方は、ついに暗闇のザジの実力が見れる？！
バトスピ史上初（？！）のバトル途中放棄事件から、バトル以外で存在感を存分に発揮していたが、そのバトルの実力とはいかに？！



そして、今年の放送は12月26日の放送まで！
来年の放送は1週お休みして、【1月9日】からの放送になるぞ！！



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いつも「きままにブレイヴ」を見てくれているキミに！
広報担当：瓜生から、超ビックな情報をクリスマスプレゼントだ！


お正月にバトスピのＨＰに何かが起きる！？
新年を迎えたら、サンライズのバトスピのＨＰに来てみよう！


そしてさらに！！
新年の「きままにブレイヴ」はアニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」の西森章監督が遊びに来てくれるぞ！！


今年もバトスピで新年越そうぜ！

12月12日に東京・池袋サンシャインシティにて行われた「バトスピフェスタ2010」の大会レポート！

当日は1万5000人の人が訪れ、バトスピの盛り上がりを垣間見る事ができた！

カードバトラーたちによる「ガンスリンガーバトル」や、アニメの声優さんたちが、アニメやカードのことで盛り上がる「イベントステージ」などなど…。
盛りだくさんなイベントとなり、カードバトルをする人も、しない人も盛り上がれる熱い一日となった！！

熱いイベントの様子は写真を見てくれれば分かるはず！
大会の最期は、ギャラクシーを中心に、みんなで「ゲートオープン！　界放！！」のキメ台詞とともにフェスタは幕を閉じた。

今後も「バトスピチャンピオンシップ2011～12宮ツアー～」など、イベント盛りだくさん！

バンダイ「Battle Spirits」公式ＨＰをこまめにチェックしよう！！

こないだの「バトスピフェスタ2010」は参加したかな？！
バトスピ史上最高の来場者数で、会場は大盛り上がりだった！！
詳しくは後日、改めて紹介するぞ！


さて、今日は金曜日！
さっそく「今週のブレイヴの見所！」に行ってみよう！

では、「第15話　巨蟹武神キャンサードｖｓ天蠍神騎スコル・スピア！」の担当制作：山岸さん宜しくお願いします！



■今回の放送話数で、一番の見所は？

なんと言っても初の『十二宮Ｘレア』対決ではないでしょうか。

『スコル・スピア』の強さはおわかりの通り！
『キャンサード』はどんな能力なのでしょうか。
（もうカードを持っているよ、という方はご存知だと思いますが……）

勝負の行方が気になるところです。

ついでにバローネとまゐの勝負（？）もチェックしてください。



■今回一番苦労した事は？

各キャラの言葉に出さない心境、考えをどう表現するのかが難しかったですね。
皆、様々な思いを抱えてバトルしているんでしょうね。

それが伝わればと思います。



■今回の話数で進行さん的に一番輝いていたカードは？

普通にいけばスコル・スピアとキャンサードでしょうが、あえて………

『ブレイドラ』を押させていただきます！

どうしても、高コストの強いカードに目を奪われがちですが、
ブレイドラのような

『低コストのスピリットがいてバトルは成り立つ。』


そして、何より・・・

『可愛い！』

ブレイドラの動きに是非注目していただきたいと思います。



■最後に

『新キャラ』が登場します。
ダン、まゐ、クラッキー、剣蔵。

そういえばまだ出てきてない方がいますね。




山岸さんありがとうございました！

ついに登場する新キャラ・・・。
その正体は、一体誰なのでしょうか！？

気になる次回は日曜日！！
早寝早起きで、毎週バトスピを見よう！
そうしたら、きっとクリスマスとお正月に、良いことが起こるぞ！！

いよいよ次の日曜日は、待ちに待った「バトスピフェスタ2010」！！
フェスタに行く前に、アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」を見て、テンションＭＡＸでガンスリンガーに望もう！！

それでは、12月12日放送 第14話「人類の敵！　馬神ダン！」の制作担当:大塚さんのコメントをどうぞ！



■今回の放送話数で、一番の見どころは？

見どころというか、見逃してほしくない人がいます。
ユースくんです。
魔族が苦手なユースくんですが、今回、彼もダン達とともに魔光殿に乗りこみます。

この経験が彼に何を感じさせるのか……
そんな彼の心境も僕は見どころではないのか、と思います。



■今回一番苦労した事は？

ずばり、ギルファム様とダン達の会談のシーンです。
謁見の間に、大勢の魔族の領主たちが、ダン達とギルファム様との会談に立ち会っています。
彼らを描くのが大変……


………だったのではないかと思います。僕が描いた訳ではないので。
ご作業頂きました皆様、ありがとうございました！



■今回の話数で担当さん的に一番輝いていたキャラは？

女王ギルファム様をおいて、他に居ないでしょう！
魔族を率いる者としての彼女の振舞いには、気品さを感じてもらえると思います。
果たして、「ダンを連れてこい」と命じた彼女の真意とは一体？

ギルファムファンの皆様………大変、お待たせ致しました。
今週日曜日のギルファム様にどうぞご期待下さい！



■最後に・・・

今回はバトルだけではなく、ダン達を取り巻く世界も大きく動き始めます。
カードバトルはよりダイナミックに、ストーリーはよりワールドワイドに展開されていきます。

もちろん、今回も新しいカードが登場しますよ、そちらもお楽しみに！



大塚さん御忙しい中ありがとうございました！
未来世界の救世主であるはずのダンが、人類の敵になる？！
ワールドワイドな展開を見せる今後の放送にも目が放せない！

フェスタに行く人も、行けない人も必ず見よう！！